フェリーの船体にキャラクターの塗装を施して集客アップを狙うほか、専門のグッズ販売部署を設けるなどした。高速道路料金の値下げで同社の売り上げは、前年同期比のほぼ半分となっており、パパたこによる社運を懸けた〈起死回生策〉は果たして成功するのか――。
◆フェリーに新塗装
所有する3隻のフェリーのうち、「あさかぜ丸」(1296トン)は2007年3月、客室のテーブルや売店などにキャラクターのデザインを描く改修がされた。しかし、黄と白色を基調にした外観は地味な印象が否めず、同社は800万円をかけて大胆な塗装に変更する決断をした。
兵庫県神戸市兵庫区のドックで今月上旬から、縦、横各3メートルのパパたこのほか、明石市の「時のわらし」や市立天文科学館の「シゴセンジャー」など市関連キャラクター計8体のイラストを船体に描いた。明石名産のノリとタイをかけ、「のりたい号」と愛称を付け、まもなく明石海峡にデビューする。
◆新キャラ登場
タイをテーマした新キャラクター「たいやんきー」が11月、登場した。誕生までには、イカやクラゲなど様々な海産物をイメージしたキャラの案が浮かんでは消え、最後は「明石らしさ」でタイに決まった。
たいやんきーは、パパたこと同じイラストレーターが作成。「ゆるキャラ」ブームの中で、一風変わった“ちょい悪”キャラとして人気獲得を目指す。今後、携帯電話のストラップなどのグッズも販売する。
◆事業部を創設
パパたこ関連グッズは、年間1000万円以上を売り上げるという。収入の大きな柱に育てようと、10月に「キャラクター事業部」(3人)を創設した。ユニークな企画を次々と商品化していく。
ホームページも刷新。グッズ販売のサイトを独立させ、マウスを操作すると昼間の明石海峡のイラストが夕暮れに変わるなどの工夫を加えた。
同社によると、4〜11月の輸送実績は11万7005台(前年同期25万658台)。同事業部の桝一純利部長は「高速1000円は大打撃だが、フェリーならではのゆったり感など、明石海峡大橋とは違った付加価値をPRしていきたい」と張り切っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091216-00000359-yom-bus_all
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このゆるキャラを全国区にまで育てて、ピンチをチャンスにかえてほしいものです。
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